ひとりでする               ストレッチ・体操






   ストレッチとは?
 「伸展法」と同じ目的で行なわれ、トレーニングなどで硬くなった「筋肉」や「腱」を伸ばすことで、「疲労」を周囲の組織に「吸収」させる手法。
 「筋肉」「腱」を伸ばすといっても、無理に伸ばしては、「ストレッチ」の効果が半減する。自然に伸びるところまで伸ばして、10秒、20秒と同じ姿勢を保つ。こうする事で、萎縮していた「筋肉」などが「柔軟性」を増してくる。 ところが、短時間に柔らかくしようとして、多少の痛みを我慢して無理に伸ばすと「筋肉は緊張して動きと反対の作用をする。こうなっては「ストレッチ」の意味がなくなってしまう。

           ◎起床時、風呂上りにすると効果的!
           ◎ストレッチは、1ヶ所に約10秒かけ1回行う。
            やりすぎると「だるさ」を伴う。
           ◎息をゆっくりと吐きながら行う。



    
  腰痛体操
《手引き》
人間が直立二足動物である為、「腰痛」は宿命的なものであり、ほとんどの人が人生に一度は、「腰痛」を経験すると言われています。
治療には、薬物療法、装具療法(コルセット)、手術療法、体操療法などいろいろありますが、特に「体操療法」は低下した筋力の回復と筋のバランスを獲得させ、不良姿勢を矯正する根本的な治療法です。その結果、日常生活が円滑に行う事ができるようになり、腰痛再発の防止になります。
皆様の健康の為に、少しでも役立つ事を願い・・・。

《体操の目的》
@縮んで硬くなった背骨や足の筋肉を伸ばし、ほぐす。
A筋肉を鍛錬して、疲れにくい条件をつくる。
B不良姿勢を直して、正しい姿勢をつくる。

《体操の注意》
@充分な指導を受け、指定された運動を行う。
A体操はできるだけ、ゆっくりと正確に行う。
B一日に一〜ニ回、一回三十分程度で、体操の間に充分な休息をとる。
C体操の後、心地良い疲労感が残る程度を一つの目安とする。
D症状が悪化した時、強い痛みが出た時など、すみやかに受診する。

図解

作業時の注意!
動作は不安定な姿勢で行わない様、又急激な動作、
無理な動作は行わない様に!
長時間、同じ姿勢とる事は好ましくありません。
時々軽い全身運動を行って下さい!